幼児の発達障害の診断を受けるための目安はありますか?

いざ自分の子どもが発達障害に該当するかどうかとなると、なかなかそれを受け入れにくいものがあります。
また、幼児というのは発達していくスピードがそれぞれなので、他の子よりも発達するのが遅いだけかもと考えてしまう親御さんが少なくありません。
それで診断を受けることにためらいや強い抵抗感を感じることがあるようです。
しかし、実際には発達障害であったというケースも珍しい話ではないので、何かしらの違和感・症状を感じたら専門家に相談し診断を受けた方が良いでしょう。
ここでは幼児の発達障害における症状について考えてみます。

年齢によって特徴も変わります

幼児といっても年齢によって症状も異なってきますので、少しずつ年齢をあげながら特徴をみていきましょう。
2歳程度までの幼児ですと、指差しをしないという特徴があります。
このくらいの年齢ですと、まだまだ言葉でしっかりと意思を伝えられないものなので、取って欲しいものがあると、指をさして要求するのが一般的です。
しかし、発達障害を抱えている幼児の場合は、指をさすのではなく大人の手をつかんで物を取らせようとするのが特徴になります。
また、声をかけても視線をあわせようとしなかったり、抱っこをすると後ろにのけぞって触られるのを嫌がることが多いそうです。
他にも一人遊びが得意で、手がかからないという意見も多くあります。

もう少し成長して6歳頃までに見られる特徴は、乳児期よりも多くなるそうです。
このことから発達障害と診断される割合が多く、検診時に医師から指摘されることもあります。
この時期の代表的な症状としては偏食ですね。
偏食そのものは幼児ですと良く見られる特徴だと言えるのですが、発達障害の場合はその偏食の度合が強く出てしまいます。
好きな食べ物であっても、このメーカーのものは食べないということもあり、これはこだわりが強いという特徴につながってきます。
もう1つの特徴としては、言葉の発達が遅滞しているということです。
3歳を過ぎているのに、会話が上手くいかなかったり、親御さんが言った言葉をそのままオウム返しにしてしまうのが良く見られます。
3歳までは言葉の発達も順調だったのに、急に話さなくなるという症状もあるそうです。

幼児というのはとてもデリケートな時期であり、心身の発達だけではなく、人格の形成にも大きな影響を受けてしまいます。
この時に、発達が遅いからと大声で叱ってしまったりすると、それが元になって症状が深刻化することもあるので、十分に注意する必要があるでしょう。
だからと言って、安易に発達障害であるとしてしまうのも良くありません。
幼児とは上でも書いたように発達していくスピードは子ども一人一人で違うものです。
ですので、何かしらの違和感があるのなら、まずは相談するようにしてください。

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