発達障害とうつ病にはどのような関係がありますか?

発達障害と似たような症状を出してしまうのがうつ病です。
しかし、うつ病と発達障害には決定的な違いがあると考えられています。
発達障害の場合は先天的なことが原因だと考えられるのに対して、うつ病は先天的ではなく後天的なことが原因となる点です。
このことから2つの疾患はまったく違うものだと考えることができます。
ただし、発達障害を患っている場合は、うつ病を併発しやすいとも言われているのです。
ここではうつ病と発達障害の関係を見ていきましょう。

うつ病というものを本当に知っていますか?

そもそもうつ病とはなにかから考えていきます。
うつ病と言うと、甘えだと考える人もいるのですが、そうではありません。
気分が塞ぎこんでしまったり、何をしても楽しめない、眠れない、などのような症状が一般的で、他人とコミュニケーションを取ることも難しくなってしまいます。
日本では100人の内、7人程度はうつ病経験があるとも言われており、近年では特に増加傾向にある疾患の1つです。
原因としては精神的や肉体的なストレスを慢性的に受け続けることだと考えられており、脳が一時的に機能障害を起こしている状態だと言って良いでしょう。

発達障害とうつは関係している

ここで発達障害とうつ病の関係なのですが、先程も書いたように併発することが多いのが特徴です。
医学的にも密接な関係にあると考えられているのですが、その理由としてはセロトニンという神経伝達物質にあります。
セロトニンというのは心のバランスを整えるための物質であり、不足してしまうと暴力的になったり、不安を多く抱えるようになってしまうそうです。
発達障害を抱えていながら、何ら対策をとっていない場合、本人としては日常生活の中で挫折をしたり、周囲の人から非難を浴びることで自尊心を保てなくなってしまうことが多々あります。
自己評価が極端に低くなってしまったり、人間関係の軋轢からストレスを受けるようになり、うつ病を発症しやすい下地を作ってしまうのです。

一般の人にも言えることではあるのですが、うつ病というのはどこにそのきっかけがあるのかわからない病気です。
故に誰がかかってもおかしくないのですが、特に発達障害を抱えている場合はコミュニケーションが上手く取れなかったりと周囲から孤立してしまいがちで、よりリスクが高い状態であると言って良いでしょう。
ただし、それも何ら対策をとっていない時に起こりやすくなるという話であり、日頃から周囲の人が理解をし、支援やサポートを行うことで、発達障害における二次障害としてのうつ病は、リスクを下げることができます。

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