注意欠陥多動性障害の症状にはどのようなものがありますか?

発達障害の中でも高い知名度を誇っているのが注意欠陥多動性障害です。
ADHDと呼ばれることもあり、どちらかと言えばこの名称が有名かもしれません。
子どもに多く見られる症状ではあるのですが、近年では大人になってから症状を指摘されることもあるそうです。
ここでは注意欠陥多動性障害の症状について考えていきましょう。

注意欠陥多動性障害とは発達障害の1つ?

多動性障害などのように呼ばれることもあるのですが、同じようなものだと考えて良いでしょう。
注意欠陥多動性障害には、多動性・衝動性優勢型と不注意優勢型、混合型の3つに分類されており、各タイプによって症状に特徴があります。
多動性・衝動性優勢型の症状としては、話を始めると途中でやめることができないというものや、他人の話は聞かずに自分の話したいことばかりを一方的に話すというものが代表的です。
他にも静かに座っているということが苦手であり、貧乏ゆすりをしてしまったり、体の一部を動かしてしまったりということがあります。
これを注意されたり、意識したとしても抑えることができないのが特徴です。

不注意優勢型の場合は集中力が散漫になるのが代表的です。
また、人と約束をした時間を守ることができなくて、常に遅刻をしているなどがあり、対人関係に影を落としてしまうことも少なくありません。
他にも忘れ物が何かと多かったり、作業をしていても最後まで終えることができないというのが特徴的な症状です。
自分でも気をつけているのに、気がついたら忘れ物をしているなどのことが多く、日常生活において支障をきたしてしまうこともあります。
混合型の場合は、文字通りに上で書いた2つの症状があわさったものです。
この場合、注意欠陥多動性障害とアスペルガー症候群との区別がつきにくくなり、確定診断ができないこともあります。

注意欠陥多動性障害の症状というのは、日常生活において心当たりがあるという人も少なくありません。
仮に注意欠陥多動性障害ではなかったとしても、いくつか当てはまることがあるという人も多く、なかなか素人では判別が難しいと言って良いでしょう。
上であげたような症状に心当たりがあるのなら、まずは専門家に相談することをお勧めします。
お子さんであれば小児科などでも診てもらうことができますが、大人になりますと専門の病院で診断を受けなくてはいけません。
最近では注意欠陥多動性障害だけではなく、発達障害専門の診療科を設けている病院も増えていますので、そうした病院で相談をしてみると良いでしょう。

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