発達障害の適職としてどのようなものが考えられますか?

発達障害を患っていたとしても、収入がなければ生きていくことはできません。
また、生きていくための糧を得るというだけではなく、生きがいとして働きたいという人も沢山いらっしゃいます。
発達障害でも症状が重い場合は障害年金をもらうこともできますが、そうした人ばかりではありませんし、仮に受給していたとしても働く意欲を持っている人は多いでしょう。
そこで発達障害を持つ人の適職について考えてみます。

障害の特性を把握しておく

基本的に発達障害を持つ人の適職としては、自分の障害の特性を知ることが大事です。
例えばですが、コミュニケーション能力が乏しいのに営業の仕事をするというのは、理にかなっていない選択だと言えます。
確かに営業職というのは求人募集の数も多いのですが、適職ではない仕事を選んでも長続きするはずがありません。
そこで発達障害を持つ人の適職ですが、やはり専門職があっているようです。
自分の興味がある事柄に対しては人一倍の知識を持つという特性を活かした仕事選びになるのですが、研究職であったり、学者、自営業などであればマイペースに仕事をすることも難しくありません。
結果、適職であると言え、大成功している人も沢山いらっしゃるようです。

ルーチンワークには苦手意識が少ない?

もう1つ適職とされているのが、ルーチンワークを主とする仕事ですね。
公務員や事務職、土木関係や工場勤務などの仕事は労組が強いことなどもあり、決まった時間に仕事が始まり、決まった時間に終わります。
こうした規則正しい業務というのは、発達障害の人にとって適職だと言えるでしょう。
物流関係ですとルート配送と呼ばれる決まったところを配送する仕事などが向いています。
上でも少し触れましたが、適職とは反対に選ばない方が良い仕事としては、営業職の他にも接客業や管理業務、チームで動く仕事などです。
こうした仕事は臨機応変に対応しなくてはいけないことが多く、就労時間としても決まった時間に終わることがありません。
ですので、発達障害を抱えている人にとっては不向きだと言って良いでしょう。
ただ個人の障害特性などによっては、長続きすることもありますので、一概に向いていないと諦めてしまう必要はありません。
自分の持っている障害と向き合うことも大切ですが、自分の個性にあわせた仕事を選ぶことも同じくらいに重要だからです。

もう1つポイントになってくるのが、適職であるかどうかというのではなく、職場の環境です。
職場の同僚や上司などで発達障害のことを理解してくれる人がいるのなら、適職ではない仕事であっても多少の融通をきかせてくれることがあります。
そうした人間関係というのも考慮した上で、仕事を選ぶことが大切ですね。

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