発達障害の種類にはどのようなものがありますか?

近年、発達障害という言葉を見聞きすることが増えていますが、発達障害という疾患があるのだと勘違いしている人も少なくないようです。
発達障害とはあくまでも総称のことになるので、発達障害という疾患はありません。
ここでは発達障害に分類されている種類について考えていきましょう。

学習に関係する障害について

発達障害の種類として代表的なものをいくつか紹介していきたいのですが、多いとされているのが学習障害です。
LDと略されることもあるのですが、全体的な知的発達に遅れはないのに、特定の能力を学習するのが難しいという障害を指します。
話す、聞く、書く、読む、推論する、計算する、という6つの能力が対象となっており、このうちの特定のものに対して、学習することが困難だと学習障害かもしれません。
学習障害という文字から、勉強することそのものが苦手なのだと考える人も多いのですが、そうではないので覚えておくと良いでしょう。

注意欠陥多動性障害とは?

もう1つ代表的な発達障害の種類としては注意欠陥多動性障害があります。
最近ではADHDと表記されることが多く、沢山のメディアでも取り上げられているので、ご存じの方も多いかもしれません。
注意力が散漫になってしまったり、衝動を抑えることができない、落ち着きが無いといった兆候が見られると、症状を疑われます。
小さな時には落ち着きが無いことは当たり前かもしれませんが、それにあわせて周囲との協調性が低い、学校生活に支障をきたすようであれば、注意欠陥多動性障害の可能性が高いと考えてください。

自閉症スペクトラムとは?

自閉症スペクトラム障害も有名な発達障害の種類だと言えます。
自閉症やアスペルガー症候群など社会性に関わる発達障害の総称です。
元々は広汎性発達障害とも呼ばれており、自閉症やアスペルガー症候群は別個のものとして分類されていました。
しかし、現在では種類の分類が変わっており、自閉症スペクトラム障害として1つにまとめられています。
高機能自閉症とも呼ばれることがあり、他人とコミュニケーションを取るのが苦手であったり、特定の分野に強い興味を抱き、こだわりが異様に強いなどの特徴があるので覚えておくと良いでしょう。

代表的な発達障害の種類はこのくらいです。
現在、日本では発達障害について認知され始めたというところで、多くの支援制度などが立ち上げられています。
しかし、一般的に浸透しているかと問われればそうではなく、まだまだこれから周知していくことが大切だと考えられているようです。
定期健診で判明することもありますのが、中には大人になるまで気づかないことも多いので、十分に注意して観察しなくてはいけません。

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