発達障害の社会人は生活する上でどんなことに注意するとよいでしょうか?

発達障害を患っていながら、社会人として働いている人も沢山いらっしゃいます。
特に近年では政府が若い世代に対して就労支援を行っており、積極的に仕事を斡旋していると言って良いでしょう。
思惑は色々とあるでしょうが、社会人として生活できることに喜びを感じている人は少なくありません。
そこで発達障害を持っていても社会人として生活するときの注意点を考えてみます。

コミュニケーション能力は実際どうなのか?

社会人として求められる能力の1つにコミュニケーション能力があります。
これは発達障害を持っている人からすれば鬼門だと言っても良いでしょう。
発達障害には様々な症状がありますが、どの症状であったとしてもコミュニケーション能力に問題があるケースが多いからです。
そこで少しでもコミュニケーション能力を高めるということが重要になります。
ここで注意点なのですが、発達障害の人はこうしなければいけない、こうならなければいけないと考えてしまいがちです。
しかし、自分にとってはどうやってもできないことなので、できないことに対して自分を責めてしまいます。
こうした悪循環が心身を蝕んでしまうと、二次障害を発症することになるのです。

では、どうすれば良いのかという話すですが、とても簡単です。
助けを求めるようにしてください。
ですが、単純に自分にはできなかったことをしてくれと言うのは良くありません。
自分にはできないことなので助けて欲しいというようにお願いするのがポイントです。
そうして話をすることで、自分には何ができて何ができないのかということが明確になっていきます。
そうなると、今までは漠然とできないと考えていたものの中でも、できることというのを見つけることができるでしょう。
一見するとネガティブな発想かもしれませんが、これは自分の弱さと向き合っていることでもあるのです。

人間というのは1人で生きていけるものではありません。
必ず誰かと役割分担をして生きているものですので、自分だけが相手に頼っているというように捉えてしまうは避けてください。
社会人も同じことで、すべての仕事を自分1人で進めている人はほとんどいません。
ですので、自分にできることで相手を手伝ってあげることができれば良いのです。
とても単純なことなのですが、上でも触れたように発達障害の人は、すべて自分で抱え込んでしまいがちなので、そこを上手く改善できるようにすると社会人として、長く働いていくことができるでしょう。
また、社会人の場合はケースバイケースで薬物療法を選択するのも方法の1つです。
薬物療法は根本治療にはなりませんが、仕事で重要な時に障害を起こすことを予防することはできるでしょう。
薬に頼ることは恥でもなんでもありませんので、周囲に迷惑をかけないためにあるものだと割りきってしまうのも大切です。

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