発達障害の作業療法とはどのようなものですか?

発達障害の治療法の1つに作業療法と呼ばれるものがあります。
作業療法は発達障害の中でも、自閉症や脳性麻痺、知的障害、軽度発達障害などを対象として行われるものです。
一般的に作業療法を受ける人の多くは小さなお子さんであることが多いので、活動をするにしても気をつけて行う必要があります。

どのような動作に支障が出るのか?

では、作業療法では具体的にどんなことをするのかと言うと、発達障害を抱えているお子さんは特定の動作に支障が出ることがあるので、どんな動作に支障が出るのかを確認することから始まります。
例えばですが、鉛筆を握って字を書くことが苦手だというようなケースでは、鉛筆を握るための筋力が不足していたり、動作をスムーズに行うことが苦手です。
遊びを通じて動作をスムーズに行えるようにしたり、おもちゃなどを使って鉛筆を握るための筋力をつけるようにしていきます。
つまり作業療法とは発達の状態に応じて、それを改善するための作業を繰り返していくのが主な内容です。
ちなみにですが、この発達障害における作業療法を行う時には作業療法士という専門の資格を習得した人がついて行います。
その前に医師の検査があり、その結果に基づいて医師が必要と判断した内容を作業療法として行っていくのが基本です。
発達障害以外にもリハビリとして作業療法を行うこともあるので、意外と幅広い人を対象とした仕事だと言えるかもしれません。

作業療法と言っても体を動かすトレーニングをするだけではなく、療育としての一面も含まれていると考えて良いでしょう。
作業療法を行う上でのルールを作り、そのルールを理解できるように説明するというのも含まれています。
発達障害のお子さんに対する接し方というものを学べる場でもありますので、親御さんにとっても大切な場所となるでしょう。
当然ですが、担当している作業療法士の人から療育に関するアドバイスをもらうことができますし、疑問点などがあれば相談にのってもらうこともできます。

ただし、お子さんにとって合う合わないというのもあります。
無理やりに通わせるというのではなく、選択肢の1つとして考えておくと良いでしょう。
お子さんにとっては別の療育があったり、作業療法を行う場所を変えるというのも正解の場合もありますので、常に視野は広くしておくことをお勧めします。
親御さんにとっても、お子さんにとっても作業療法を含んだ療育は重要であり、成長後のことも考えると、なくてはならないものだと言って良いでしょう。
少しでもお子さんにとって良い環境になるように、気をつけておきたいですね。

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