発達障害の療育ではどのようなことを行いますか?

発達障害は一般的に治療できないものと考えられています。
しかし、軽度の場合ですと社会生活を送るのに大きな支障がないという程度には、改善することもできるそうです。
こうした治療のことを療育というのですが、ここではどのようなことが行われるのかを考えていきましょう。

共通した療育の基準があることを覚えておきましょう

そもそも発達障害と言っても様々なものがありますので、多くの場合はその症状にあわせた療育を行うことになります。
しかし、軽度の発達障害の場合では共通した療育がいくつかありますので紹介しましょう。
最も代表的な療育となるのがペアレントトレーニングと呼ばれるものです。
これはお子さんに対するものというよりは、親御さんに対するものになります。
発達障害の症状があるからと言って、否定的に接するのではなく、肯定的にとらえて声をかけることが基本です。
そして、お子さんにもわかるように具体的な指示を出すようにするという形です。
一般的な教育方法では、発達障害を患っているお子さんに対しては効果が得られにくいことから、親御さんの方でアプローチをしていく療育だと考えてください。

このペアレントトレーニングと対になっているのが行動療法です。
行動療法とは奇異な言動をしてしまうお子さんに対して、一般的な言動を教えていこうという療育になります。
話を練習するためのコミュニケーション訓練などが良く行われており、普段から親御さんがいかに気をつけてあげるかが大事になってくるでしょう。
また、人間関係の構築を万で行くための、ソーシャル・スキル・トレーニングといった療育も代表的ですね。

発達障害と言えば、自閉症やアスペルガー症候群などをイメージする人も多いですが、これらの症状は広汎性発達障害と呼ばれています。
広汎性発達障害は遺伝子や染色体異常など、先天的な要素を多く含んでいると考えられており、抜本的な療育は難しいそうです。
広汎性発達障害の療育もいくつかあるのですが、近年注目を集めているものとしては栄養療法があります。
一部の医療関係者では広汎性発達障害の原因は、人体にとって有毒な重金属であるとする考え方があるそうです。
このことから、体内の重金属を排出させることを促進し、脳神経を活性化させるミネラルやビタミンなどを積極的に摂取していくというのが、この療育の骨子になります。
もう1つ、注目を集めているのが鍼灸です。
自閉症などの広汎性発達障害の療育を行う鍼灸院があり、一定の治療効果を出しているとされていることから、話題となっています。
ただし、どういう理由で効果が出ているのかがわかりにくいこともあり、その点が不安だと考える人もいるようですね。

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