クレーン現象とは?

クレーン現象とは、自分の手を使わずに他人の手をクレーンのように動かすことによって自分の意志を表すことをいいます。

例えば、自分が欲しい物があった時に、自分ではなく周囲にいる他人の手をひっぱってその欲しい物をとらせるということです。

このクレーン現象は、指を指すことが苦手だとされている自閉症児に表れることが多い行動の1つだと言われています。しかし、このクレーン現象があるからといって必ず自閉症というわけではなく、健常児にもたまに見られる行動です。

自閉症の診断には、日常生活でのコミュニケーションの様子や社会性、言葉の遅れなど様々な特徴について総合的に判断することが求められます。そのため、クレーン現象だけで自閉症の診断が確実になるわけではありません。

また、クレーン現象は自分で意志を伝えられるようになると徐々に消滅することが多いため、無理に直す必要はなく、可能であればその要求に応えてあげることで、その子の要求を満たしてあげることも必要となってきます。

そして、そのような信頼関係を結んだところで、他の意思表示方法を少しずつ教えてあげるとよいと言われています。

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