広汎性発達障害とは?

広汎性発達障害とは発達障害の区分を表す言葉で、もともとは「特異的発達障害」の対する領域として分類されてきました。

具体的には、自閉症・アスペルガー症候群・トゥーレット症候群・小児期崩壊性障害などの障害が含まれます。これらの障害は社会性やコミュニケーション能力のような人間としての基本的な能力の発達の遅れや障害を特徴としています。

一方、特異的発達障害とは、ある一面だけに障害が見受けられるものを言い、発達性言語障害や学習障害など、知的障害ではないものの学習面の一部に困難が生じている状態を言います。

広汎性発達障害をさらに詳細に区分すると、知的障害のある場合とない場合とに分けられます。

広汎性発達障害のうち、知的障害のないものは高機能広汎性発達障害と呼ばれており、高機能自閉症やアスペルガー症候群が含まれます。

尚、近年では細かく区分をせずに、広汎性発達障害を全部ひっくるめて自閉症スペクトラムと呼ぶようになってきています。「スペクトラム」とは、連続体という意味で、広汎性発達障害全体(グレーゾーンも含む)の中で、自閉度と知能指数のそれぞれの高低に応じて障害の程度を見極めようとする考え方です。

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