軽度発達障害の特徴にはどのようなものがありますか?

発達障害の中でも特に見られるのが軽度発達障害です。
そもそも発達障害とは学習障害や多動性障害、高機能広汎性発達障害などのような障害を指す総称として使われる言葉になります。
この発達障害において、症状が軽度であるという場合に使われるのが軽度発達障害となるので覚えておくと良いでしょう。
つまり、発達障害の様々な症状の中でも比較的に軽度である患者さんに使われる言葉になります。
ただし、言葉としては軽度発達障害とついていますが、社会生活を行っていくのに大きな支障がないとは限りません。
軽度の症状であったとしても、社会生活が困難になることもあるので、注目を集めていると考えて良いでしょう。

特徴と症状を観察すると見えてくるもの

軽度発達障害における特徴はその症状ごとに見ていく方が賢明です。
学習障害があるケースですと、知能そのものの発達が遅れているわけではありませんので、一般的な学習の内容でもついていくことができます。
しかし、特定の能力を習得することが困難となっていることから、読み書きはできても計算がまったくできない、反対に計算はできても、読み書きができないなどのようなことが特徴です。
アンバランスな能力があるという場合は、学習障害である可能性があるかもしれません。
次に多動性障害ですが、これは注意力が散漫であるという症状です。
もともと小さなお子さんの場合、落ち着きが無いという状態を見ることができますが、同年齢の子どもと比較しても落ち着きが無いのなら多動性障害かもしれません。
おとなしく椅子に座ることができない、じっとしているのが苦痛でつい体を動かしてしまうなどが特徴です。

高機能広汎性発達障害というのも軽度発達障害に属します。
高機能自閉症やアスペルガー症候群の総称として用いられている言葉になるのですが、特徴としてはコミュニケーション能力に乏しいということです。
他には自分が興味のある特定分野に関しては大人顔負けの知識を持っていても、他のことには興味を持たない、触られるのを異常に嫌がってしまうというのも軽度発達障害における特徴の1つだと言えます。
基本的に軽度発達障害の場合、社会生活をまったく送れないということは少ないです。
ですので、かえって発見が遅れてしまうことも少なくありません。
他の子と比較すると、多少は問題があっても社会生活を送れているのだから、問題ないだろうと考えてしまう親御さんも多く、二十歳を過ぎてから自分が軽度発達障害だとわかったというケースも珍しくないようです。
このことにショックを受けてしまう患者さんも多いので、周囲にいる人間が理解してあげることが大切だと言って良いでしょう。

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