発達障害とコミュニケーション障害の違いを知ることが大事

発達障害の人の特徴として、コミュニケーション能力が低かったり、他人とコミュニケーションをとることが苦手だということがあります。

そのために発達障害とコミュニケーション障害を混同してしまうことがあるかもしれません。

でも、この違いを正しく理解していないことが本人にとっても周囲の人にとっても問題の解決を一層困難にしてしまうことがあります。

ですから、両者の違いをしっかりおさえておくことはとても大切なことです。

コミュニケーション障害は、最近は「コミュ障」などと通称で呼ばれて、コミュニケーションが得意でない人に対して比較的軽い言葉として用いられています。

しかし、この言葉はもともとは聴覚障害や言語障害など身体障害を原因とする場合も含めた広い概念として使われてきた言葉です。

ですから、発達障害もコミュニケーション障害の原因の一つとしてあげられますが、イコールではありません。

実際のところ、発達障害の診断を受けている人でも、一見すると社交的で人付き合いに積極的に見える人もおられます。

このように発達障害の表れ方というのは様々ですから、必ずしも発達障害である人すべてがコミュニケーション障害とは言えません。

逆にコミュニケーション障害は、身体的障害や発達障害を原因とするもの以外にも、対人恐怖症など精神疾患によるものもあり、こちらのほうが数としては多いように感じます。

現状で「コミュ障」という言葉が用いられるのも、こうした心の問題としての意味合いで使われることが多いようです。

発達障害は、その原因についてはいまだ不明確なところがありますが、通説では先天的な脳の機能の問題だと言われています。

ですから、後天的な理由でコミュニケーションが苦手だったり、精神疾患でそうなった人とは解決のアプローチも根本的に異なる場合があるわけです。

後天的なコミュニケーション障害は、ちょうど筋力が弱くなっているような状態で、トレーニングで鍛えてあげれば強くなったり、元に戻るということがあります。

精神疾患であれば、病気の改善と共にコミュニケーション能力も自然と取り戻せるかもしれません。

一方、発達障害による場合は、脳の機能の問題ですから、例えるなら筋力が弱くなっているというより、筋肉の性質自体が筋力を強くする妨げになっているようなものです。

これは筋力トレーニングだけでは解決できる問題ではありません。

脳の栄養に注意を払ったり、もっと奥深いコミュニケーションスキルトレーニングのアプローチが必要です。

このように自分が、あるいは身近な誰かがコミュニケーション障害だと感じる場合でも、それが発達障害のためにそうなっているのかどうかを見極めるのは、その後の解決のアプローチが異なってきますから大切なのです。

発達障害が疑われるときは?

まずは自己診断で発達障害の診断を行ってみるとよいでしょう。

かなり発達障害の疑いが濃厚であるなら、一度専門医のもとで正式な診断を依頼するのも一つの方法です。

しかし、成人の発達障害の診断を行える病院や医師やまだ少数ですし、診断が出たからといって何かが大きく変わるということはないかもしれません。

発達障害が疑われるときに重要なのは、まず十分な知識を得て、正しく向き合い、生活の中でこの障害と上手に付き合っていくということです。

またコミュ障だけど発達障害じゃなさそうだという場合も、発達障害に対するアプローチとしての栄養面や考え方の面の手法を取り入れてみると、脳の機能や根本的な考え方を改革できて、劇的な効果が表れるかもしれません。

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