アスペルガー症候群は遺伝しますか?

発達障害の中でも、知名度が比較的に高いのがアスペルガー症候群です。
アスペルガー症候群とは、簡単に書いてしまいますと知的障害は伴わないにもかかわらず、他人とコミュニケーションをとることを苦手とする症状を指します。
自閉症と似た症状を見受けられるので、勘違いされてしまうケースも少なくありません。
代表的な症状としては、上でも触れたコミュニケーション能力の問題の他に、自分なりのこだわりをもったルーチンワークをすることで知られています。
コミュニケーション能力に乏しいことから友人ができにくく、周囲から孤立しがちであるというのも特徴の1つです。

アスペルガー症候群は遺伝しないのか現在では不明

このアスペルガー症候群ですが、遺伝するのかどうかという疑問を持つ人も少なくありません。
現時点の医学ではアスペルガー症候群の正確な原因というのは判明していませんので、はっきりとしたことは言えないのが正解です。
ただし、アスペルガー症候群は自閉症と類似する症状が多いことから、自閉症同様に遺伝要因があるのではと考えられています。
他にも環境要因によるものだとすることもあり、はっきりと遺伝するとは言えません。
まとめますと現在の医学会においては、アスペルガー症候群は遺伝要因もしくは環境要因によって起こるとされているのが、主流派であるという形になります。
非常に曖昧な書き方になってしまいますが、今後の医学の発達に期待するしかないでしょう。

では、アスペルガー症候群の治療はどうなっているのかを考えてみます。
先程も書きましたが、アスペルガー症候群は遺伝要因や環境要因が強いと考えられるものの、まだハッキリとはしていません。
つまり、根本的に原因を取り除いて完治するということは、現時点ではできないのです。
ですので、対処療法的な治療を行うのが一般的になっています。
アスペルガー症候群最大の特徴はやはりコミュニケーションに乏しいことです。
日本では特に空気を読むという言葉が流行ったように、他人との距離感などが重要になってしまいます。
しかし、アスペルガー症候群の患者さんはそれを察知することができないことから、輪に入れなくなってしまうのです。
こうした空気を読むことや、自分の気持ちをうまく相手に伝えるにはどうコミュニケーションを取れば良いのか、という部分を少しずつ理解させていくことが治療の大きなテーマとですね。

具体的な治療方法としては認知行動療法が一般的です。
問題行動を緩和させ、少しずつ社会生活に馴染めるようにサポートしていく治療方法ですが、その内容としては先に触れたものだと考えてください。
本人に自信をつけさせること、周囲と同調できるようにすることを主軸としていて、ある程度の社会活動を行えるようにするのが目標となります。

進化した発達障害になるための3つの条件とは?こちらへ

■よく読まれている記事■
進化した発達障害になるための3つの条件
発達障害を進化させるために脳のしくみを知る

レビューへ

このページの先頭へ